18 / 03 / 2020

長時間練習、がんばってるね ♪

By 福山奈々 /

新型コロナウイルスの影響で、世界は大きく翻弄されていますね。

こういう時こそ、自分軸をしっかり持ち

自分にできることは何か、そのために必要な対策はどんなことか

地に足をつけて歩まなくてはと思っています。

 

nana pianoは、不特定多数が出入りする場所ではないということ

日々のレッスンでは、大勢が集まる状況にはならないこと

休校になっている各学校も「習い事は各家庭の判断に任せる」というご指示となっていることなどを踏まえ

体調管理、マスク着用、殺菌、換気  etc. お互いに責任を持って

万全の注意払うという同意の下、教室を運営しています。

お休みなさるか、通い続けるかは、もちろん保護者のご判断です。

学校だけでなく、塾や規模の大きなお稽古も軒並みお休みとなる中

ピアノのレッスンにだけは行ける、と喜んでくれる生徒さんがとても多かったことや

本人が元気でもご家族が風邪などで少しでも発熱した際には念のためレッスンをお休みして下さるような

皆さんのご配慮をいただいていること、大変ありがたく思います。

引き続き、注意深く生徒さんたちの安全を守って教室を運営して参ります。

 

お教室では、例年この時期に保護者会を行っていますが、今年は見送らせていただいている状況です。

保護者会の後には、自由参加にて「コンクールについての座談会」のような

ピアノの各コンクールの概要や性格をご説明したり、経験者のママたちのお話を聞いたり

という場も設けているのですが、今年はこちらも控えました。

 

3月を迎え、大きなイベントは次々と開催中止になっていますが

今年もピティナピアノコンペティションの課題曲が発表されました。

そこで、ピティナのコンペへの挑戦を決めている、もしくは興味があることを

個人的にお伝え下さった生徒さんのママたちにお声かけし

時間と人数を限って、小さなお話の会を開きました。

 

皆さんの前向きなお気持ちに触れ、今年も全力でサポートさせていただこうと私も大きな力をいただきましたが

この日を境に、ママたちと生徒さんたちの意欲も良い感じで上向きになっていらっしゃるのを

ひしひしと感じます。

お教室内で、生徒さん同士、ママ同士が良い影響と刺激を与え合っていらして

これぞnana piano、本当に素敵な雰囲気です。

レッスン時間を少し長くしたい、回数を増やしたい、というご希望も次々と。

この先、それぞれの人生を歩んでいく生徒さんたちにとって

ピアノのコンクールを通して一番力となるもの

それは目標に向かう過程の部分です。

皆さんの意欲をしっかりと受け止め、私も向上していかなくては!

これまでの自分を振り返りながら、生徒さんを目標とするところへ導く為

より中身の濃いレッスンを目指しています。

 

さて、やっとここで表題に関連する話題に😅

コンクール前には、長い時間の練習に挑戦する生徒さん

または一つ一つの課題をクリアすることを目的としていたら自然と長い時間練習していた・・・

という生徒さんが多いのですが

早速、8時間練習に取り組んでいる生徒さん

練習内容と時間をノートに書いて「見える化」に取り組み、6時間の練習ができた生徒さん

などなど、みんながんばっている様子!

学校に行けないのは残念なことですが、できた時間を有効に使い

「ピンチをチャンスに!」ですね。

 

Sちゃんは、8時間練習をする日には、お母さんのLINEを借りて

「今日は8時間頑張ります。これから始めます!」

「◯時間終わりました。これからお昼を食べて、勉強して、また残りも頑張ります!」

「8時間終わりました!」

と報告してくれます。

練習の内容や、その日の感想として最後に自分の気づきを箇条書きで伝えてくれることも

本人の中で整理されて、なかなか良いことだと感心しています。

少しでもやる気につながればと、私もエールを送ったり労ったり☺️

他の生徒さんもそれぞれ、ママのご協力を得ながら

モチベーションアップのためのいろいろなアイディアを試し、頑張っているようです。

先生にできる応援、協力はいくらでも!

ピティナ挑戦組は、熱く、濃い時間を過ごし、その先に大きな充実感を味わえますように。

 

他にも、ステップや秋以降のコンクール、次の発表会などなど、それぞれ目標を持って

前向きにピアノに取り組んでくれているnana pianoのみんな。

全員元気に、今年も楽しく進んで行こうね!