レッスン理念・方針

レッスン理念

◆基礎をしっかり学び、読譜力やテクニックを身につけましょう。

ピアノという楽器は、誰でも簡単に音を出すことができます。
しかしながら、オーケストラのようにさまざまな音色を奏でてくれるすばらしい楽器なのです。
そんなピアノをより美しい音色で演奏できたらなんて素敵なことでしょう!
そして、楽譜を楽に読むことができれば、弾きたい曲をいつでも弾くことができますし、ピアノを弾くことが更に楽しくなるはずです。
レッスンでは、ソルフェージュも積極的に取り入れて、多角的なアプローチをしています。
スポンジのような吸収力を持った子供時代に、手の形や音の出し方などを丁寧に学び、読譜力を養い、演奏に必要な基礎力をしっかり身につけましょう♪

◆柔軟で豊かな心を育みましょう。

絵本や物語を読んだり、お芝居を観たり、生の演奏を聴いたり・・・自然の中でさまざまな色の花を見たり香りを嗅いだり、葉っぱの手触りを感じたり・・・子供たちには五感を駆使して、心を動かされる体験をたくさんしてほしいと願っています。感受性や想像力が豊かなことは、音楽を「表現する」ということにおいて何よりの宝です。
教室では、美しい花や心躍るようなペーパークラフト作品を飾ったり、時にはアロマオイルを炊いたり、子供たちの心がやわらかくなるような環境づくりを心がけています。
レッスンにおいても、子供たちの心を萎縮させてしまったら、彼らの吸収力は充分に発揮されないでしょう。
基本的なスタンスとして、生徒さんたちとは「仲良し」でいたいと思っています。
保護者の皆様ともよくお話しをして、ひとりひとり親戚のような気持ちで大切にお付き合いしています。
毎週のピアノのレッスンが楽しみのひとつになったら、こんなにうれしいことはありません。
子供たちの「心を育てるピアノ教室」でありたいと思っています。

◆それぞれの長所を伸ばし、可能性を花開かせましょう。

レッスンでは、小さなことでも必ず良かったことや頑張ったところを見つけてほめること、認めることを心がけています。
子供たちの中に眠る無限の可能性を花開かせてあげられるように、それぞれの長所・短所を見極めて、ひとりひとりに合った言葉や方法でアプローチしています。

◆自分で考える力を身につけましょう。

レッスンではこちらが一方的に伝えるのではなく、ちゃんと伝わっているか、本人の言葉や音で確認するようにしています。
相手の話を聞き積極的に学ぶ姿勢、また教えを授かる側としての礼儀なども身につけてほしいと思っています。
どんな立場でも相手を思いやること、円滑なコミュニケーションは、社会生活の中でとても大切な要素だと思うからです。
私の言葉がうまく伝わっていないときには表現を変えるなど、ちゃんと理解してもらえるように取り組みます。

レッスン方針

◆ひとりひとりのご希望や目標に合わせた最適なレッスンを行います。

  • ピアノが上手になりたい
  • コンクールにチャレンジしてみたい
  • コンクールで更に上を目指したい
  • 音高・音大に進学したい

ピアノを習うきっかけや目標はさまざま・・・生徒さんひとりひとりの志に合わせた、最適なレッスン方法で支えて参ります。

◆ピアノを通して豊かな人間力を培います。

ピアノは、毎日の積み重ねが大切です。
コツコツと日々練習を積み重ねるのは努力のいることですが、ひとつのことを粘り強く長く続けた経験は、将来何にも代えがたい大きな力となっていきます。
また、発表会やピティナ・ピアノステップ、更にはコンクールへの挑戦により、目標を定め全力で頑張った先に何かしらの手ごたえや成果を得る体験をすることで、多少の困難には負けない強い心が育ち、受験などの長い戦いにも負けることなく、たった一度の緊張の場面にもしっかり力を発揮できるたくましさが備わります。
子供たちは将来、受験や入社試験、その先の人生が関わる大きな勝負をしなくてはならない時が必ずやってきますが、例え音楽の道に進まずともピアノに真剣に取り組むことは、人生の中で必ず大きく役立つ人間力を培ってくれます。

◆ピアノは人生のさまざまな場面で、子供たちの大きな支えになります。

人の心を勇気付けたり、癒したり、感動させたり、音楽は誰の人生にも欠かせないものです。
ピアノを自分のために誰かのために、美しく奏でることができたらどんなに素敵なことでしょう!
私は社会勉強のため、国際線客室乗務員として勤務した経験がありますが、周囲は優秀で聡明で美しい人ばかり、最初は自分に自信が持てませんでした。しかし、ステイ先で食事に出かけたレストランなどで頼まれて何気なくピアノを弾くと「素敵!」「違う人みたい!」と先輩や同僚たちに喜んでもらえ、ピアノが弾けることはCAとしての私の個性の一つとなりました。
また、ひとつのことを長く頑張り続けてきたということを評価し信頼してくれる仲間も多く、空の上でもピアノは私を支える大きな力となっていましたし、自分のキャパシティを遥かに超えていると思われるような大きな任務を与えられた時にも、ピアノで養ってきた粘り強さで乗り越えることができました。
合唱の伴奏、特技を発表する会での演奏、コンクールの入賞を全校生徒の前で表彰してもらうなど、生徒さんたちはピアノが弾けることによって学校生活の中で注目を浴び、良き自信を得ているようです。