22 / 11 / 2017

成長の影にある大きな支え！（奨励賞おめでとう！））

By 福山奈々 /

先日の学生コンクール東京大会本選において奨励賞を受賞したAくん✨

予選通過後、すぐさま本選当日までのレッスン希望日を一覧にして持って来たお母さま！

信頼して任せて下さるお気持ち、そしてやる気には、全力で応えるのが私の主義です。

私は言わば、感性豊かで自分の求める音を持っている彼の演奏が道を外しすぎないよう、また反対に小さくまとまりすぎないよう、素材を生かしながら程よい塩胡椒の加減に整えるシェフのようなお役目という感じでしたでしょうか。。。😅

大きなプレッシャーを抱えながら、とにかく私も悔いのないように、言い残したことがないようにと必死でした。

レッスンの他にも、リハーサル代わりに自由曲で参加できるコンクールを受けたり、とにかく本番のステージで本人がやりきったと言えるように、と綿密にスケジュールを立て、全力でサポートなさったお母さまはまさに敏腕マネージャー😉

しかしこれは彼に限らずです。

nana pianoの生徒さんのお母さまたちお父さまたちは、みなさんそれぞれお子さんへの応援体制が素晴らしく、その「やる気」に、私も動かずにはいられないのです😆✨

そして、迎えた本番でしっかり自分の力を出し切ったAくん。

課題も多々ありますが、過程を見て聴いてきた私の耳には、本当に素敵な演奏でした。

そして気持ち良さそうに自分の音楽を表現するその姿を見て、何より安心しました😄

帰り道、いい演奏だったね、と話しながら・・・。

この時にはもう、明日からこの曲とあの曲を弾きたいけど練習していいか、と聞いて来たAくん。

もうピアノは彼の生活の一部、なくてはならないものになっているようです。

コンクールだけでなく、例えば学校の合唱伴奏や合奏で活躍したり、ピアノで一つの存在価値を築いている生徒さんもたくさんいます。

私も子供の頃はそうでした。

先生も友人たちも、ピアノといえば私、と認めてくれていて、音楽の時間に合唱の練習をする時なども先生が「男子は私のところに、女子は奈々のところに集まってパート練習〜！」なんて仰ることもよくありましたし、運動会のブラスバンドのマーチングパレードでドラムメジャー(大きな棒を振りながら先頭を歩いたり、個人演技をしたりする人)に選んでいただいたりして。

人生の中で、今に至っても大きな思い出となって残っている、ピアノがもたらしてくれたちょこっと特別な経験です。

1人でも多くの生徒さんたちが、そんな風に人生をピアノと共にいることによって心豊かに過ごしていってくれたらと願います。

そして、そんな子供たちを支える敏腕マネージャーさんたちには大きな拍手を送りつつ、これからもそれぞれに合わせて全力でお導きしたいと思っています👏👏